合成界面活性剤を避けるより、コーティング剤を避けることのほうが、頭皮トラブルを回避することに繋がります。
薄毛にお悩みの方
薄毛についてと原因
女性の薄毛には、出産後ホルモンの関係で一時的に髪が抜ける「分娩後脱毛症」や、ポニーテールのように髪を引っ張るヘアスタイルや、エクステ等を長い間つ続けるなど、髪が引っ張られることによって生じる「牽引性脱毛症」など、女性特有のものがあります。
他にも「円形脱毛症」(昔は10円ハゲと言われていましたが、放置して簡単に治る場合と、その脱毛部分がどんどん増えて全頭脱毛につながり重症化する場合とあります。)円形脱毛症の重症なものはストレスが起因して起こるのだろうと言われている自己免疫疾患で、これは今の医学では原因がわかっていません。
医師目線で、原因が特定できないその他の薄毛を「びまん性脱毛症」と言い医学界においてはストレスやホルモンバランスの崩れなどが原因ではないかと言われています。
2017年にTVで”女性の薄毛”の特集番組を見ましたが、順天堂大学の皮膚科の医師が「薄毛で皮膚科を来院される女性がこの5年間で3.8倍に増えてる。」とおっしゃっていました。
その医師は薄毛が増えている原因に関して「ストレスやホルモンバランスの崩れ」を挙げていました。
命の存続とはほど遠い存在の「髪」
医学界では髪の研究はあまり進んでいないのかもしれません。
では薄毛人口が増えている本当の原因とは?
なぜ? いま女性の薄毛が増えているのか…?
私なりに頭皮に関する本を読み漁ったり、”頭皮と界面活性剤”をテーマにしたセミナーを受けたり、と常々アンテナを張って頭皮に関しては勉強しています。
結果、昨今増えている女性の薄毛の大きな原因の一つは『コーティング剤』という事が分かりました。
ドラッグストアで売っているシャンプー剤や美容室専売のシャンプー剤のほとんどは、コーティング剤入りのシャンプー剤なのです。
なぜならシャンプーしてゆすぐ時に髪がきしむシャンプーは売れないからです。(健康毛でも濡れているときにきしむのは当然のことです)
こうして長年、良いと思って選んで使ってきたシャンプー剤のせいで薄毛になってしまった女性がどれだけいるかと思うと残念でなりません。
改善方法
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頭皮ストレスを減らす、又はなくすパーマやカラーもさることながら、意外と毎日使うシャンプー剤が頭皮ストレスになっていることが多いです。
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トリートメント類の使用は、頭皮に最もダメージがあります。
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睡眠、食事、運動の生活習慣を見直す中でも睡眠の質はとても重要です。食事はバランス良くが第一です。たんぱく質も肉、魚、卵、大豆食品などバランス良く摂りましょう。 運動(特に有酸素運動)も侮れない大切な要素の一つです。
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母体である身体の健康は必須です。
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命の存続とはほど遠い存在の髪は身体の中での優先順位が低いです。
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エルゴチオネインを頭皮に使うエルゴチオネイン入りのシャンプー、ローション、育毛剤のいずれかを頭皮に使用すると、毛根にある髪を作る毛母細胞が活性化して今までより太い毛が作れたり、一つの毛穴から2本、3本の毛が生えてきたりします。エルゴチオネインで毛母細胞や色素幹細胞を活性化して髪のボリュームアップを目指し、白髪を減らしましょう。