美髪堂通信
その他(頭皮など)について
2020/10/17
シャンプーを変えると髪が変わる!? …は真実です!

2ヶ月前に初来店していただいた50代女性Mさん。


Mさんが7月末にいらした時は頭皮が真っ赤な状態でした。


ご本人のお悩みは案の定

「頭皮のかゆみ」と「薄毛」。


そこで

なぜ頭皮が赤くなっているか?

なぜ毛量が少なくなっているか?


をお伝えしてシャンプーを変えていただきました。


2ヶ月後の一昨日に2度目のご来店でした。


すると頭皮の赤みが全然違います!!


ご本人も

「頭のかゆみが治まりました!」

と!


今は、頭皮の健康を取り戻しつつある状態ですが


先々では頭皮で作られる髪の状態も変わってきます。


もちろん良い方向に!


当たり前ですが、シャンプーの目的は頭皮の汚れを取ることです。


汚れは取ってくれて髪や頭皮に何も残さないシャンプーは最高のシャンプーです。


ありそうでないのが、こんなシンプルなシャンプー剤…


洗った後にどんなにゆすいでも


「ツヤを出すためのもの」や


「指通りを良くするためのもの」


が髪に残って効果を成しています。


よくゆすいでも髪に残るということは・・・


そうです!


その髪に効果を成している余分なもの(コーティング剤)は


頭皮にも残ります。


その頭皮に残った、というよりは張り付いているコーティング剤が


頭皮ストレス、頭皮ダメージとなって頭皮トラブルの原因に!


人間の皮膚や髪はマイナスに帯電しています。


コーティング剤はプラスのカチオン系の界面活性剤なので


プラスとマイナスでくっ付き合うと離れません。


そうすると頭皮の表面にコーティング剤が張り付くと


頭皮が酸欠状態になり、毛穴もふさがれて皮脂が出てこれなくなり


その状態が長く続くとよほど頭皮が丈夫でない限り


頭皮の炎症につながります。


そのせいか最近、老若男女問わず、頭皮湿疹や頭皮の炎症を抱えている方の増えていること!


頭皮の炎症(フケ・かゆみ・赤み)を放置していると


その先に待っているのは・・・


異常な抜け毛・薄毛・加速していく白髪です。


当然ですが、髪の毛が作られている場所は頭皮です。


その頭皮に毎日ダメージを与え続けていれば


当然髪を作る毛根(正確には毛包)も弱っていきます。


それが続けば粗末な髪しか作れなくなる、さらには粗末どころか細~い髪になり


最後、細い髪も作れなくなると生えてこなくなります。


(もちろん頭皮下の老廃物も深い関係がありますが、ここでは割愛させていただいて


皮膚としての頭皮にフォーカスさせていただきます。)


私は職業柄いろいろな良いと思われるシャンプー剤を試していますが、


コーティング剤フリーのシャンプー剤を見つけることの難しいこと!


「汚れは落としてくれて髪や頭皮に何も残さないシャンプー剤」


日々こういうシャンプーを使うことが何よりの薄毛予防です!



ちなみに、ですが、


コーティング剤が入っていないシャンプー剤の共通点は・・・


シャンプー剤の状態が、水みたいにサラサラです。


期待値の高い、これは成分的にも合格点かな、


と思うシャンプー剤でも状態がドロッとしているものは


よくゆすいでも何かが髪に残ります。


が故にスタイリングしたときに重くなってボリュームが出ません。


私もコーティング剤の成分表記を全部把握しているわけではないので


シャンプーボトルの裏の成分を見るだけでは、ある程度の善し悪ししかわかりません。


私の場合、ネコッ毛であるがゆえに実際に自分の頭を洗うと


コーティング剤が入っているか否かは一発で分かります。


乾かす時にフワッとならないからです。


もう一つの百発百中の見分け方が、シャンプー剤が


サラサラかドロドロか?  です!


サラサラのシャンプー剤は合格!


ドロドロのシャンプー剤はNGです!


あなたのシャンプー剤はどちらですか??



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